テルキナーゼ

夢見てばかりはいられない。そんな教師について少しだけ語ります。

忘れ物指導はどのくらい必要?

小学生時代にはまっていた本は「パスワード」シリーズ、てるきなです。

 

大学生時代、教授から「世界最高の学級経営」という書籍を薦められました。

 

「『世界最高』かはともかく基本にはなるよ。」と。笑

私自身も初任時代かなり参考にさせてもらい、今でももとにしている考え方も多い一冊です。

 

その中の一つとして、忘れ物についてです。

児童が忘れ物をすることってありますよね。

私は基本的にはそこで叱ることはありません。

教室に鉛筆や消しゴム、定規など筆記用具をこんな感じのペン立てに入れて置いておきます。

忘れ物をした児童にはそこから必要なものを持っていくように年度初めに指導しています。

 

その理由は、

・忘れたことに対する指導で忘れていない児童を待たせる。

・そもそもほとんどの場合忘れたことに対する指導が必要ないと思うから。

です。

 

一つ目は言わずもがな。二つ目についてはついうっかり忘れることは誰にでもあるし、そこに指導を入れる意味はありません。

もし日常的に持ち物がそろわない児童であればきっとその場の指導だけでは足りないでしょう。授業後などに持ち物の確認の仕方をゆっくり確認していくことにして、授業の時間は学習に向かわせるべきだと考えています。

 

ちなみに冒頭で紹介した書籍には使用後の鉛筆は別の場所に入れて後で係が削るという方法でしたが、私は借りたものはその日の最後に自分で削って戻すようにしています。

…とは言っても忘れ物問題は本人の問題や家庭環境など、千差万別の問題が背景にあることもありますよね。

こんな方法をしているよ!というのものがありましたらぜひ教えてください。

 

では。

コロナ禍の中で

最近子供からよく好きなYouTuberの話を延々聞かされているてるきなです!まだ若いつもりでもさすがに小学生の流行りには初耳単語がいっぱいです。笑

 

緊急事態宣言が解除され、感染者数も低下中の今日この頃。改めて振り返ると制限やデメリットばかりではなかったと思います。

昨年の2月末、休校要請のニュースが出た時、まだ職員室にいました。退勤した職員から電話があり、学校のTVをつけたことを覚えています。

卒業式や成績、進級、進学、そしてあと一か月分の授業。様々な想定がなされ、右往左往した現場も多かったのではないでしょうか。

 

あの日から一年以上が経過した今、少なくとも私の職場では制限はあれど多くの行事が縮小され、開催に向けています。

そして、それはある意味最適化でもあると思います。これまでの行事って本当に無駄が多い。うちの管理職曰く「毎週土曜授業で時間があった時代から行事だけが縮小していない」だそうで。

例えば運動会。表現運動に何十時間も必要か、ということですね。もちろん協力、協働が大事!という見方もできますが、いざなくなるとなんてことはない。日頃の指導で十分です。

こうして、時代に合った必要な指導内容の精査選別が進めばいいな。と期待しています。

はじめまして

 

はじめまして。

小学校で教員をしているてるきなです。

仕事に関すること、教師としてどう公私を豊かにしていくか、そんな思いを書いていくつもりです。

 

なんとなくですが書こうと思っていることは、

・自分なりの学級経営について

・事務仕事を効率的に行う工夫

あたりでしょうか。

教育的に効果を感じたものや、時短につながったものなど。自分が発信することで、少しでもほかの方の役に立ったり、よりよい考えをお寄せいただければなと思います。

とはいっても自分もまだまだ初任校で働くひよっこなので、こんなのもあるよ!とたくさん意見を頂ければいいなー、と思っています。

 

こうしてブログを書くのは実は初めてではありませんが、ずいぶんと昔の話なのでもう経験も何もないも同然ですね。

のんびりとお付き合いいただければと思います。