忘れ物指導はどのくらい必要?
小学生時代にはまっていた本は「パスワード」シリーズ、てるきなです。
大学生時代、教授から「世界最高の学級経営」という書籍を薦められました。
「『世界最高』かはともかく基本にはなるよ。」と。笑
私自身も初任時代かなり参考にさせてもらい、今でももとにしている考え方も多い一冊です。
その中の一つとして、忘れ物についてです。
児童が忘れ物をすることってありますよね。
私は基本的にはそこで叱ることはありません。
教室に鉛筆や消しゴム、定規など筆記用具をこんな感じのペン立てに入れて置いておきます。
忘れ物をした児童にはそこから必要なものを持っていくように年度初めに指導しています。
その理由は、
・忘れたことに対する指導で忘れていない児童を待たせる。
・そもそもほとんどの場合忘れたことに対する指導が必要ないと思うから。
です。
一つ目は言わずもがな。二つ目についてはついうっかり忘れることは誰にでもあるし、そこに指導を入れる意味はありません。
もし日常的に持ち物がそろわない児童であればきっとその場の指導だけでは足りないでしょう。授業後などに持ち物の確認の仕方をゆっくり確認していくことにして、授業の時間は学習に向かわせるべきだと考えています。
ちなみに冒頭で紹介した書籍には使用後の鉛筆は別の場所に入れて後で係が削るという方法でしたが、私は借りたものはその日の最後に自分で削って戻すようにしています。
…とは言っても忘れ物問題は本人の問題や家庭環境など、千差万別の問題が背景にあることもありますよね。
こんな方法をしているよ!というのものがありましたらぜひ教えてください。
では。